証券会社 securities company 2005 8 20
以下の内容は、このサイトのトップページに、8月19日に掲載したものです。
釣った魚 2005 8 19
釣った魚には、餌をやらない。
これが、ネット証券の営業方針ならば、実に悲しい。
大量の広告を出して、がんがん新規の顧客を獲得するのはいいが、
そうなると、同時に、がんがんシステム増強をしないと、
既存の顧客は、困ってしまう。
相変わらず、注文の画面が重くて開けなくて、
希望の株価で買えなかったという不満が多いのです。
買えなかったのは、まだ、よい方で、
大きな売り板が出現したので、逃げようと思い、
自分の買い注文を訂正しようとしたが、
画面が重くて、どうにもならなかった。
あるいは、入力はできたが、それが反映されるのに、時間がかかって、ダメだった。
そういう不満もよく聞きます。
こうした顧客の不満を無視して、
ネット証券が、新規顧客の獲得に走るならば、
「ネット証券の営業方針は、釣った魚には、餌をやらない」と言わざるを得ない。
やはり、ネット証券からは、データだけ、もらって、
実際の注文は、有名でないけれど、システムがしっかりしている証券会社に出す。
これが、これからの正しいやり方だと思います。